離婚という名のナスティゲーム

☆3年くらい前から読ませて頂いてる方の日記がある。（ダイアリではないよ、もちろん。）ROM専門です。

お子さんが二人いて、最近、再婚された。
ぼかして書かれてたのだろうケド、離婚の原因は価値観の不一致と旦那さんの暴力と浮気だろうと思う。そして、彼女もまた、浮気をしていた。所謂、出会い系というやつだ。
それも割りとたて続けに何人も。正直、この人はセックス依存症ではないのかと思うほど何人も。

最初は「このひと、自分ばっか被害者っぽく書いてるけどさ、結局旦那の金で高い化粧品買ったり車買ってもらってそれで浮気相手と会ってりゃ世話無いよ。やらせてもらえるから男もちやほやしてるだけだよ。子供がかわいそうだよ。」と思っていた。

しかし、彼女はいつしか真剣な恋をしてしまった。相手もそうだ。
彼女が幸運だったのは本当にこの彼が本当に彼女を愛したことだと思う。

彼女は遂に夫に離婚状をたたきつけた。

「あなたとはもう暮らせません。」「何もいらないから離婚して。」

夫はなかなか判をおさなかった。
外面もあるだろうし、プライドもあるだろう。そしてやはり、どこかで彼女を愛していたのだろうとなんとなく私は思う。

泥試合と化した。まさにナスティ・ゲーム。
彼女は色んなものと戦わなくてはいけなかった。
彼女の実家、夫の実家。二人の子供たち。そして、夫。新しい恋人の実家。

結婚・離婚と同棲と決定的に違うのはこの点だと思う。
法的なことも絡んでくるし、正直、お金も絡んでくる。

私がいつしか彼女を応援？していたのは、彼女はこれらから逃げなかった。子供はなんとしても自分が引き取って守るという気持ちもあったように思う。

色んな事があって。彼女は今は、恋人と子供たちと新しい家庭で幸せに暮らしている。道は平坦ではないけど、彼女はずっとずっと幸せそうだ。

子供の為に離婚しないというのは子供のいない私が言うのも変だが、親がもめてた子供だった経験上、それは間違いであるといえる。多分。なんとなく。あくまでも私の考えでは。
親が揉めてる以上に悲しいことなんかなんの力も無い子供にしたらこれ以上に悲しいことはない。
死にたい位に悲しい。と、思う。だってなんの力もないこどもにしたら、親は絶対じゃん？

私は20年近くずーーーーーっと「もうそんなに嫌なら別れればいいのに。」と思っていた。
ある程度、経済力が付いて、こどもがこどもで無くなる時に「親は親、自分は自分。」と思えた時に親以外に帰れる場所が見つかった時にその悲しい気持ちはなくなったけど。

今、行き場をなくしてる子供達はそうなんじゃないかと思う。
幼少期に曲がった心、壊れた心はなかなか戻らない。
立ち直れる子もいればそうでない子も勿論いるとおもう。

だから、今変な事件が多いのかなと思う。